あなたは知っている?香水の歴史をご紹介

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香水の歴史は意外と古い?

現在、私達のおしゃれに欠かすことのできない香水。様々なシチュレーションに応じて、色んな香りを楽しめるのが魅力ですよね。そんな香水の歴史は、意外にも古く、古代エジプトではすでに、香水があったとされています。
当時の香水は、神聖であり、悪から身を守るものとされていました。また、神への供え物の腐敗を防止する目的や、宗教的な儀式にも使用されていたようです。香水という意味を表わす「 Parfum」(パルファム)の語源となっている言葉が、「煙で」という意味である事からも分かるのですが、宗教儀式と香りは深い関係にあるのです。その証拠に、現在でもお寺や教会等で、お香を使用し、香りを充満させていますよね。

 

その後、香水は、ギリシャからローマへと伝わっていきます。ローマ人もギリシャ人と同様に、香料として入浴時に使用していたようです。当時のローマでは、「ローズウォーター」が流行していたとの記録が残されています。
そして、十字軍の遠征時に、東洋の香料がヨーロッパにもたらされました。その後、これら東洋の香料は、重宝されるようになり、商人たちの手によって商売されるようになります。そして、12世紀に製造され始めた「ラベンダー水」、ハンガリー王妃のために作られた「ハンガリーウォーター」などが、現在の香水の起源とされています。

 

17世紀フランスでは、香水が必須だった??

現在の香水の形に近い物が作られたのは、16世紀末だったとされています。そのきっかけをもたらしたのは、アンリ2世のもとに嫁いだカテリーナ・デ・メディチ。彼女は、香水のみならず、様々なイタリア文化をフランスに持ち込みました。当時のフランスは入浴の習慣がなく、その上、ベルサイユ宮殿にもトイレがなかったそうです。フランス中の人々が、自分の体臭を隠すために香水を持っていました。しかし、その頃フランスに普及していた香水は、動物性の香水。町中は、人間の体臭と、動物性のニオイが立ち込めていたようです。そんな状況を打破したのが、あのマリーアントワネット。彼女は、女性らしい香りを求め、フローラルな香水を作らせたようです。

 

アジアや、日本ではどうだった?

それでは、東洋の香水の歴史はどうだったのでしょうか? 
日本に香水が持ち込まれたのは、約100年前のことでした。しかしそれ以前にも、「香りを楽しむ文化」はありました。香木というよい香りを放つ木が日本に持ち込まれたのは、597年のことでした。淡路島に漂流した香木。島の人々は、それが香木だと気付かず、薪にしようとくべたところ、木から良い香りがしてきたので、火の中から取り出しました。取り出された香木は、朝廷に献上されました。そして、献上された香木を見たのが、聖徳太子。聖徳太子は、これが、沈香という香木だということを理解したそうです。
香木は、当時から高価な値段で取引されていました。この香木こそがお香の始まりであったとされています。現代に近い形で香水が普及していったのは、明治時代に入ってからです。初めのうちは、芸者さんの間で浸透していきましたが、あっという間に、市民の間にも広がっていきました。
そして、現代では、香水が食品にも利用されるようになるなど、幅広く利用されるようになりました。